ドイツで16日、新型コロナウイルス対策の接触追跡スマートフォンアプリの利用が開始された。西側諸国での導入例としては最大規模だが、効果はどれだけ多くの人が利用するかに左右されそうだ。  こうしたアプリは、感染者と接触したユーザーに警告を発し、すべての接触者を追跡して連絡を取るという骨の折れる仕事を補完する、より効率的な手段だとされてきた。  フランスやイタリア、英国、アイスランドなど多くの欧州諸国が追跡アプリを導入済みか試験中だ。だが今のところは、科学者や医師が期待していたよりも利用者は少ない。