新システム導入で
商業施設が混乱
タイ政府は新型コロナウイルスに対して日本とは違い、かなり強硬な策を取ってきたこともあり、5月上旬には国内の新規感染者が0人の日が続くようになった。6月中旬現在も、毎日数人の新規感染者がタイ国内で見つかっているが、いずれも海外から帰国してきたタイ人ばかり(現在は基本的に外国人はタイに入国できない)で、国内の新規感染者が執筆時点では出ていない。
このため、タイ政府も徐々に規制を緩和しつつある。3月下旬から続く非常事態宣言は現状6月末までは継続されるものの、夜間外出禁止令は6月15日に解除となった。また、飲食店の店内サービスも段階的に解禁となり、5月17日にはデパートなどの商業施設の営業も解禁になった。
この日に合わせ、タイ保健省は、新たなコロナ対策を発表した。