日本経済は、2018年、戦後最高の利益を上げて絶好調だった。2019年も成長に陰りはあったが、0.7%成長(IMF2020.4月世界経済見通し)と、一応プラス成長を達成し、そのまま2020年に入っても好調を維持していた。その流れは、株価にも表れていた。

新型コロナウイルスでやられたが
株価は見事なV字回復

 2020年2月初旬までは高値を維持しており、今年こそ1990年以降、失われた30年を、株価として取り戻すことができる「はず」だった。

 そう、新型コロナウイルスさえ来なければ…。

 新型コロナウイルスでやられた相場の株価推移、この半年の動きを見てみよう。

 株価は見事なV字回復である。

 2月の暴落時、いかに割安な株価水準まで下がったか「割安さを見る指標」で見てみよう。

 その指標は、簡単に説明すると企業の解散価値に対して、企業の価値が何倍になっているかを示すものだ。

PBRベースで
「戦後の最安値圏」に

 解散価値として1株当たりの純資産をとり、今の企業価値として株価をとる。株価純資産倍率(PBR)という。

 PBR=1株当たりの純資産/株価

 である。