米娯楽・メディア大手ウォルト・ディズニーはテーマパーク再開を巡って試練に直面している。最近、新型コロナウイルスの感染確認者数が急増していることで、労組幹部や従業員からテーマパークに戻るのは危険すぎるとの声が上がっているためだ。カリフォルニア州にあるディズニーランド・リゾートの労働組合は、ディズニーが7月の再開を考え直すように、カリフォルニア州知事に支援を求めている。また、数万人の従業員と一般市民がディズニーランドとフロリダ州にあるウォルト・ディズニー・ワールドの再開延期を求めるオンラインでの嘆願書に署名した。こうした従業員からの抵抗がテーマパーク再開に向けた最も困難な課題となる可能性がある。ディズニーにコメントを求めたが、今のところ回答は得られていない。