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大学生の8割以上が参加しているインターンシップ。本来は、企業での就業体験を目的にしているはずが、インターンをかたって学生を採用し、タダ働きをさせる「ブラックインターン」が急増しているという。社会問題になりつつあるその実態に迫る。(清談社 真島加代)

就活の定番と化している
インターンシップ

 大学在学中に、企業で就労体験をするインターンシップ(以下、インターン)。近年では、インターンを実施する企業が増えるとともに、参加学生の数も年々増加しているという。キャリタスリサーチの調査(*)によると、2020年3月に卒業した学生の86.2%がインターンに参加していたという。今やインターンは、就職活動の一環として定番化しているのだ。

(*)キャリタス就活2020『インターンシップに関する調査』(20年3月卒業予定の全国の大学3年生/726人/19年3月15~22日)

 そんな中、企業がインターンと称して学生にタダ働きを強いる、いわゆる「ブラックインターン」の問題が顕在化している。