過日、衝撃の一報が入った。
「今回、初めてプレミアム合宿を公開することにした」
電話の主は、株式会社武蔵野の小山昇社長。自社を18年連続増収、750社の指導で5社に1社は過去最高益・倒産企業ゼロに導いたあの経営指導のカリスマだ。理由を聞くと……
「コロナ禍で全国の社長が苦しんでいる。見て見ぬふりはできない。大ピンチを大チャンスに変えてほしい。実際、武蔵野も大規模な人事異動で働き方を変え、とことん社員が明るい。今は夢と希望しかない」
そんなはずはないだろう。「戦後最大の経営危機」「コロナ倒産はこれからが本番」「第2波、第3波もこれから」と連日報道されているではないか。
そんなプレミアム合宿を一冊に凝縮した小山社長の秘伝の書『門外不出の経営ノート』が7/16に発売される。聞けばこのプレミアム合宿、箱根・山のホテル(旧岩崎小彌太男爵別邸跡)で開催され、2泊3日で165万円(税込)だという。
このご時世、誰がそんな高額セミナーを受講するというのか。
だが、「12名限定」にもかかわらず行列をなしているという。
なぜか。
プレミアム合宿では、業界の違う選抜組の社長同士が、「経営計画」「事業構造」「人材育成」「ドロドロ解決法」「一問一答、オープン質問会」「社長のお金の使い方」「早朝勉強会実況中継」の7つの講義後、露天風呂、夜の懇親会まで、同じ時と場所を共有。
社内不倫、借金地獄、内容証明、新卒辞職、値上交渉、倒産危機、事業承継、クレーマー問題など、誰にも相談できないドロドロの難題も一挙に解決するので、参加したダントツ社長からは「165万円は安い」という声が出ているとか。
コロナショックの今こそ、経営のカリスマに、絶対に会社をつぶさない方法と他では聞けない経営の原理原則を教えてもらおう。今回はプレミアム合宿に参加した生々しい「ダントツ社長の告白」をお届けする。
(構成・寺田庸二)

12名限定!2泊3日165万円の「箱根プレミアム合宿」に参加した「ダントツ社長の告白」SP版Photo: Adobe Stock

厳冬の飲食業界で
「8年連続10%」の秘密

12名限定!2泊3日165万円の「箱根プレミアム合宿」に参加した「ダントツ社長の告白」SP版小山昇(Noboru Koyama)
株式会社武蔵野 代表取締役社長
1948年山梨県生まれ。東京経済大学を9年かけて卒業。「大卒は2人だけ、赤字続きだった武蔵野」を18年連続増収の優良企業に育てる。現在、750社超の会員企業を指導。5社に1社が過去最高益、倒産企業ゼロとなっているほか、日本で初めて「日本経営品質賞」を2回受賞(2000年度、2010年度)。今回、これまで一切封印されてきた武蔵野史上最高額のセミナー「実践経営塾 箱根プレミアム合宿」のノウハウを初公開した『門外不出の経営ノート』を出版。『朝30分の掃除から儲かる会社に変わる』『強い会社の教科書』『【決定版】朝一番の掃除で、あなたの会社が儲かる!』『1日36万円のかばん持ち』『残業ゼロがすべてを解決する』『数字は人格』『お金は愛』などベスト&ロングセラー多数。

――7月16日に出版される小山社長の『門外不出の経営ノート』には業種の異なるダントツ社長が数多く登場しますね。「プレミアム合宿」に参加できる社長は750社超の中でも「選抜組」のようですね。

小山:まさに精鋭たちの中の精鋭、「選抜組」です。

京都・大阪・奈良・愛知県などでお好み焼・鉄板焼店「きん太」を展開する株式会社テイルの金原章悦社長は、私と他のコンサルタントとの違いをこう表現しています。

「小山社長の前に、他のコンサルタントに師事していましたが、費用ばかりかかって、まったく成果に結びつきませんでした。

知識は身についても、それをどう生かせばいいのか、具体的な指導がなかったからです。

一方、小山社長は、武蔵野という会社の現役社長です。

現場・現物・現実で常に結果を出し続けている経営者で、説得力がまったく違う。正直、以前のコンサルタントよりかなり費用が高かったのですが、その分、会社も大きく成長。厳冬の飲食業界で8年連続10%成長ですから、結果的には全然安い!

たとえるなら小山さんの指導は“高速道路”

高速道路は有料ですが、早く目的地に着ける。

通行料をケチって一般道だけでは時間がかかるし、道にも迷う。

ライバルにも時代の変化にも置いていかれる。

そう思うと、小山さんに直接学べるプレミアム合宿はまったく割高ではないんですよ」(金原社長)

――厳冬の飲食業界で「8年連続10%成長」とはすごいですね。コスパを考えたら「2泊3日で165万円のプレミアム合宿」は決して高くないと。

小山:はい。「プレミアム合宿」の面白いところは、参加する社長の成長度合によって社長の質問が毎回変わってくることです。

業績が伸びれば伸びるほど、社長の質問の精度が高くなってくる。

金原社長も数年前と今とではまったく精度が違う。

最近では、仲間の異業種の社長にも、懇切丁寧に業界を超えてアドバイスしている姿が頼もしいです。

――なるほど。12名限定の合宿だけに、社長同士が切磋琢磨して互いに成長し合う要素も大きいのですね。他にどんなダントツ社長がいますか?