――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」  ***   コロナ太りでウエストラインが広がり続け、「ズーム」のオンライン会議では座ったままなので、新しいズボンを買う必要はなくなった。そんなジョークがよく聞かれるが、リーバイ・ストラウス(リーバイス)の株主は笑っていない。  リーバイスの3-5月期(5月24日まで)の売上高は前年同期比62%減少し、同社は最終赤字に転落した。  お粗末な成績はいくつかの要素が重なってできた。1つは同社の事業がズボンに軸足を置いていることだ。同社は7日の決算会見で、トップスの事業が前四半期は健闘したと述べた。