ソフトバンクグループ(SBG)が出資する中国の不動産仲介ベンチャー、貝殻找房(ke.com)が米国市場で新規株式公開(IPO)を実施し、最大30億ドル(約3200億円)を調達する計画だ。複数の関係者が明らかにした。実現すれば、中国企業の米IPOとして約2年ぶりの規模になる。貝殻找房は2019年11月にSBGから10億ドル、プライベートエクイティ(PE)のヒルハウス・キャピタル・グループ、中国のインターネットサービス大手テンセントホールディングス、ベンチャーキャピタル(VC)のセコイア・キャピタルから5億ドルを調達した後、140億ドル超と評価された。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が以前報じた。