◇「やりきること」を意識する

 DO(実行)の段階において最も重要なのは、「やりきる」ことだ。まず、1年間で計画をやりきると決める。一つひとつの行動は小さくてもいい。ちょっとずつでもいいから、1年間でやりきるのだ。成果を求めるのは、その後でいい。

 ズボラには、長距離走よりも短距離走の方が向いている。5年、10年の計画を立てると、おそらく1年目は全力を出さないからだ。また、5年、10年の間に状況が変わったら、計画の練り直しが必要になってしまう。

 あなたが「1年計画でさえ長距離に感じる」という超ズボラなら、1日、1週間、1カ月と期間を短くして計画を立てればいい。そして、必ず「やりきる」ことだ。こうした「やりきる」を積み重ねて、1年間を走り抜く。

◆C:誰でもできるように、検証して、言語化する
◇「再現性」を高める

 CHECK(検証)のステップでやるべきことは、行動を検証して不要なものをあぶり出し、そして行動を「自分以外の誰もができる形にする」ことだ。

 このステップでキーワードになるのは「再現性」だ。再現性がなければ、誰かに伝えることができない。著者がセミナーを開催しているのも、自らのメソッドの再現性を高めることができているからだ。そうでなければ、セミナー参加者は得るものがない。また、仕事の再現性がなければ、リーダーの仕事が増えるばかりで、スタッフは成長しない。

 成功したときは、その理由をきちんと探り、成功パターンや必勝法を見つけるべきだ。そうすれば新たな成功につながるだけでなく、コンテンツ化もできるし、他の人に仕事を任せるときのマニュアルにもなる。

◇「言語化」するクセをつける

 行動に再現性を持たせるためには、「言語化」する必要がある。言語化とは、「なんとなくやっていたら、できた」というものではなく、具体的に「こうすればうまくいく」と言葉で説明できるようにすることである。