過酷なトレーニングや食事制限に取り組んで劇的ビフォー・アフターを遂げた人がいる一方、小さなアクションがきっかけで本人が想像すらしていなかったレベルの劇的ビフォー・アフターを遂げた人がいます。
健康的な生活というと「おいしいものが食べられない」「我慢しないといけない」「自炊など頑張らないといけない」と思いがちですが、長期的に実践するためには“快適さ”が必須。オートミールやもち麦がいくら体に良いといっても、その手軽さとおいしさがなければ、きっと品薄になるほどにははやらなかったですよね。
では、無理をせず、小さなアクションをきっかけに劇的ビフォー・アフターを遂げるにはどうしたら良いのでしょう。これから3つのケースをご紹介していきます。食生活がますます多様化していく中で、何かしらのヒントが得られれば幸いです。
(1)ラーメン大好きOさんのケース
週4~5日のラーメン通いが週1回に!
自他共に認めるラーメン好きのOさんの食事記録には、昼も夜も「ラーメン」の文字がちりばめられています。でも、それ以上に気になるのは、食事記録に空欄が多いこと。朝はほとんど食べず、ラーメンだけ、おにぎりだけ、のような単品食べが多く、食べている品数も少ないので、余白が目立ちます。
ただ、どんなに高カロリーのラーメンでも1杯1000kcal程度と考えると、1日2食しか食べていないのであれば、1日の摂取カロリーは2000kcalを超えないくらいです。カロリーだけを考えたら、決して食べすぎなわけではないのに、おなか周りも体重増加もすさまじいといいます。なぜなのでしょうか?