【ベルリン】独バイオ医薬ベンチャーのバイオファーマシューティカル・ニュー・テクノロジーズ(バイオNテック)は、開発中の新型コロナウイルス(COVID-19)ワクチンについて、年末までに当局に承認申請をする準備ができると予想している。バイオNテックの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のウグル・サヒン氏がウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とのインタビューで語った。  サヒン氏によると、承認前でも数億本単位のワクチン生産が可能で、2021年末までには10億本余りを生産できる見通し。  マインツを本拠とするバイオNテックは2008年創業。米ナスダックに上場している。