再就職、起業、再雇用を控えた50代になったら、どの方向に進むにしても「自分は何ができる人なのか」をプレゼンできるように整理しておく(写真はイメージです) Photo:PIXTA

“人生100年時代”の折り返し地点である50代。50代になると、役職定年や早期退職、親の介護、自身の健康といった今までになかったテーマと向き合わなければなりません。さらに、昨今の新型コロナ禍で仕事面も経済面も先行きが見えない中を生きていくには、これまで通りの働き方・生き方からシフトチェンジする必要があります。そこで前回に続き今回は、ベストセラー著者・大塚寿氏の新刊『50代 後悔しない働き方』(青春出版社)から、「50歳からスタートさせておくべきこと」について解説します。

人脈・人望は50歳からでもまだ間に合う!

 社長レース、役員レースだけでなく、部長レースでも最終的には「人望」の有無が選定基準になることが少なくありません。仕事はできても、部下や他部署からの人望がないことが、上級管理職や役員、あるいは社長への昇格のネックになることが多いのです。

 凄腕の営業パーソンにしばしば見かける「自分の実績ばかり考えて周囲への配慮が足りない人」や、昔ながらの職人気質の技術者によくいる「話しかけにくいと思われている人」は、要注意です。

 50歳になったら「それが私の性格、キャラだ」、「できる人間には威厳があって当然だ」では済みません。しっかり対応しておかないと重大な障害となり、60歳以降の可能性がかなり狭まってしまいます。