米動画配信サービス大手ネットフリックスは既に、自らがパンデミック(感染症の世界的大流行)に際する本物のヒット作であることを証明した。だが、退屈な第2幕を繰り広げるぜいたくは許されていない。4月に発表した決算で契約者数がウォール街の予想を上回った同社は、16日午後発表の次の決算でまたも強い数字を求められている。ファクトセットが4-6月期(第2四半期)の新規有料契約者についてまとめた公式のコンセンサス予想はネットフリックスの公式予想である750万人純増とおおむね一致している。しかし、幾つかの予想はそれを大きく上回っている。ゴールドマン・サックス、クレディ・スイス、スタイフェル・ニコラウスのアナリストは、先週のプレビュー報告で有料の新規契約者が1000万~1250万人だと予想した。