ゼネラル・モーターズ(GM)やフォルクスワーゲン(VW)、その他の主要自動車メーカーに対し、電気自動車(EV)の計画を実現するよう求める圧力が高まっている。同技術に対する投資家の熱はここ数カ月に膨らんでいる。
新型コロナウイルス関連でいくらか後退もあったが、メーカーは今後数カ月に一連の新たなプラグイン車モデルを発表する見通しだ。テスラに追いつくと同時に、政府の大気汚染規制の強化に対応することを目指している。
コロナに伴う遅延や中止はあったものの、長期の傾向のためにEV技術への継続投資が必要で、そうした資金流入は1世紀以上にわたるガソリン車販売への依存を低減するのに役立ちそうだ。
一方、投資家は電動化の成長ポテンシャルへの賭けを加速させており、その対象にはまだ1台も実車を販売していない新興企業も含まれる。先月には、ほとんど知られていないEVトラックの新興企業ニコラが上場し、時価総額が一時的にフォード・モーターやその他の自動車メーカーを超えた。