ドナルド・トランプ米大統領は21日、政権の新型コロナウイルス対応を巡る批判の高まりを抑えるため、定例記者会見を再開した。国内でコロナの流行が悪化する可能性が高いと警告し、国民にマスク着用を呼び掛けた。「非常にうまくいっている地域もあれば、そうでもない地域もある。残念ながら、コロナの流行は恐らく悪化し、その後収束に向かうだろう」と述べた。トランプ氏がホワイトハウスでコロナ関連の記者会見を開いたのは数カ月ぶり。これまでの楽観的な姿勢は影を潜め、原稿通りの発言にとどめた。検査や人工呼吸器に関する政権の取り組みを強調しつつ、国民に対して予防策の実施を呼び掛けた。若年層に対しては、混雑したバーを避け、フェイスカバーを着用するよう求めた。
トランプ氏、コロナ流行悪化を警告 マスク着用呼び掛け
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