「夏休みの宿題」の取り組み方でわかる、敏腕社員と残業社員の仕事格差画像はイメージです Photo:PIXTA

あなたは夏休みの宿題を先に終わらせるタイプだっただろうか、それとも最終日にまとめて取り組むタイプだっただろうか。これらは、各個人の仕事の取り組み方や結果にも響いている。さらに新型コロナウイルスの影響で働き方が大きく変わりつつある中で、時代遅れになるかならないかの決め手になりかねないという。(AKTANA International LLC プリンシパルコンサルタント 高橋洋明)

緊急ではないが重要なことに時間を費やすことが大事

 以前『「緊急で重要な問題」に振り回される人は、実は仕事ができない理由』というコラムを書かせていただいた。そこでは、スティーブン・R・コヴィー氏の世界的名著『7つの習慣』に登場する時間管理マトリックス(下図参照)に照らして、タスクの緊急度と重要度の4象限のうち、「緊急ではないが重要なこと」に最も時間を費やして取り組むことが、将来ビジネスで大きな結果を出すために重要だということを見てきた。

「夏休みの宿題」の取り組み方でわかる、敏腕社員と残業社員の仕事格差