米IT(情報技術)大手4社GAFA(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム)にとって、今は経済力を見せつけるときではなかったかもしれない。アマゾン、アップル、フェイスブックが30日発表した4-6月期決算はいずれも好調だった。特にアマゾンは、link icon=none linkend=https://jp.wsj.com/articles/SB11385694663004604302004586539390005889956 type=EXTERNAL大方の市場予想を完全に覆した/link。営業利益は89%増となったが、予想は60%減だった。グーグルの親会社アルファベットの決算では広告収入が前年同期比で初めて減少し、ややさえない結果となった。だがグーグルはクラウドコンピューティング事業の売上高がアナリスト予想を大幅に上回るなど、ポジティブな要因が複数見られた。