「CAは基本給が低いので、フライト手当のほか、現地での滞在手当や深夜手当などで稼ぐ歩合制です。フライトがなければ当然収入は減ります。私は月収30万円くらいでしたが、コロナ以降は、15万円に届くかどうか。ボーナスも大幅にカットされたので、このままいくと私の年収は去年より100万円ほど下がります。私より時給が高い先輩方は、200万円近く下がると言っていました」

 フライトがない山口さんは、連日休暇。家で毎日動画配信サービス「ネットフリックス」を見る日々が続いている。

コロナ禍でも変わらない
パイロットの高待遇

 山口さんたちCAは減収により、貯金を切り崩しながら生活している。その一方で、パイロットの高待遇は変わらない。山口さんの知人のパイロットによると、パイロットはフライトがない時期でも、フライトタイム手当が一定期間、保証されているのだという。

「自粛期間中も関係なく、出退勤は相変わらずタクシーです。あと、コロナをきっかけに、別の新しい手当も出ることになったとか。CAにはなんの手当も出ないので、うらやましいです」

 社内ではパイロットとCAだけが歩合制なのに、高待遇が約束されているのはパイロットのみ。ほかの部署に関しても仕事量は減っているかもしれないが、CAより高い基本給が確保されている。