中には「忙しい方が落ち着くんです」と言う人がいます。本当にそうならまだいいのですが、「何かをやっていないと、自分には価値がない」と思ってしまう人もいるので注意が必要です。

 自己肯定感が低い人は、「自分を大切にする」ということが苦手です。そのため、「私が休んだら迷惑をかける」と無理をしてしまうこともあるようです。しかし、休日になるとぐったりして、趣味ややりたいことを楽しむ気力がわいてこないほど疲れているなら、それは自分を大切にしているとはいえないでしょう。

 忙しくても、自分の心が喜ぶことをする時間を生活に取り入れることは必要です。

 自己肯定感を上げる方法は色々とありますが、自分の生活スタイルを見直すことは、他人とかかわる必要がないし、何か特別な準備がいるわけでもありません。

 ただ、自分で「リラックスできる時間を増やす」と決意して、実行するだけでいいのです。

1日10分だけすべての情報をシャットアウトしてみる

 現代の日本で暮らしていると、本当の意味で一人になれる時間は、あまりありません。スマホにはどんどんメールやメッセージが届くので、その都度チェックしていないと落ち着かない気持ちになるでしょう。

 また、ネットにはたくさんの情報があふれていて、私たちを刺激し続けます。昨今では、コロナ関連のニュースがテレビやネットで連日流れ、疲れてしまっている人も多いのではないでしょうか。

 このような情報に囲まれていると、私たちの脳と心は休むことができません。たとえ一人きりで静かな場所にいても、携帯がいつ鳴り出すかわからないような状況では、リラックスすることは難しいのです。