ドナルド・トランプ大統領は3日、米マイクロソフトもしくはその他の米企業による中国の人気動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」買収に反対しない姿勢を示したが、買収を進めるためには政府への支払いが必要との見方を示した。トランプ氏は、ホワイトハウスで記者団に対し、中国の「北京字節跳動科技(バイトダンス)」傘下のTikTok買収を巡って、マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)との2日の会話内容を説明した。トランプ氏は「『安全保障上の理由から中国の管理下に置かれることはありえない』と言った」と述べた。また、マイクロソフトであれ、他の大企業であれ、大きくて安全なアメリカ企業であれば、どこが買っても気にしない、と語った。