米中両政府は1月に署名した2国間貿易合意を巡り、中国側の合意履行を評価するため8月15日にハイレベル協議を実施することで合意した。ブリーフィングを受けた複数の関係者が明らかにした。トランプ米政権はここ数カ月にわたり、新型コロナウイルスの感染拡大や香港情勢、中国西部でのウイグル族の扱いなどを巡って中国を強く批判し、両国関係は悪化。米中両政府が抱える共通の懸念の中でも、貿易合意は互いに向き合って話し合える数少ない課題となっている。関係者によれば、協議にはロバート・ライトハイザー通商代表部(USTR)代表と、貿易交渉で中国側トップを務める劉鶴副首相が参加する予定。協議はビデオ通話で行われる可能性が高いという。
米中が15日にハイレベル協議、中国の貿易合意履行を評価=関係筋
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