11月の米大統領選で再選を目指すドナルド・トランプ大統領の選挙陣営は、ネバダ州で全ての登録有権者に郵便投票を認める法案が成立したことを受け、同法案を阻止するためネバダ州を提訴した。同州のシソラック知事(民主党)が3日署名して同法案が成立したことを受け、トランプ陣営、共和党全国委員会(RNC)、ネバダ州共和党は4日夜、ネバダ州地区連邦地方裁判所に提訴した。原告は同法案について、「多くの条項が11月の選挙の完全性を損なう」とし、「一部はそれ以上であり、誤った政治判断と連邦法や合衆国憲法に違反する法律制定を区別する一線を越えている」と述べた。