世論調査会社ギャラップが5日発表した調査によると、米連邦最高裁判所の支持率は58%となり、11年ぶりの高さとなった。最高裁は2019-20年度に下した判決の中で、性的少数者(LGBT)の権利を向上させ、州政府の宗教系学校への公的支援を支持し、ニューヨーク州検察当局が求めていたドナルド・トランプ大統領による納税申告書を含む財務記録の提出を認めた。ギャラップの世論調査では、最高裁の支持率について、民主党支持者と共和党支持者、無党派層の間で大きな差は見られなかった。民主党支持者では前年の38%から56%に上昇した一方、共和党支持者では73%から60%に低下した。無党派層の支持率は57%と、前年の54%からやや上昇した。