――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」 ***  任天堂には新型コロナウイルスによる「巣ごもり」需要が天の恵みになった。  同社が6日発表した4-6月期決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比428%増加した。新型コロナの流行を背景に、ゲーム機の「ニンテンドースイッチ」は品薄状態が続くほど人気を博しており、好業績は予想されていた。それでもS&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによると、実績は最も強気の事前予想を40%上回った。