民泊仲介サイト最大手の米エアビーアンドビー(Airbnb)は、今月中に証券取引委員会(SEC)に非公開で新規株式公開(IPO)申請書を提出し、年内上場を目指す計画だ。複数の関係者が明らかにした。IPO市場が不安定な中、Airbnbの上場が実現するかどうかは明確ではない。Airbnb上場が実現すれば、ウーバー・テクノロジーズとリフトの配車サービス大手2社に並ぶシェアリングエコノミーの推進者が市場にデビューすることになる。ただ、シェアリング関連企業が逆風に直面する中、Airbnbの評価額は以前の310億ドルから最近は180億ドル(約1兆9000億円)に落ち込んでいる。主幹事にはモルガン・スタンレーが起用された。ゴールドマン・サックス・グループも主要な役割を果たすという。