米大統領選で民主党の副大統領候補に指名されたカマラ・ハリス上院議員(55、カリフォルニア州)は、フェイスブックのシェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)やセールスフォース・ドットコムの共同創業者の1人、マーク・ベニオフ氏から支援を受けるなど、大手IT(情報技術)企業の幹部らと強いつながりを持つことで知られる。またこれら企業が抱えている反トラストを巡る問題についてもおおむね主張を控えていることから、シリコンバレーにとって支えとなる存在になる可能性もある。ハリス氏が民主党の予備選に出馬した際は、ビジネス向け交流サイトであるリンクトインの共同創業者、リード・ホフマン氏や、ベンチャー投資家のジョン・ドーア氏が資金調達に協力。義理の兄弟であるトニー・ウエスト氏は、配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズで法律顧問を務めていることで知られている。
米副大統領候補ハリス氏、シリコンバレーと強いつながり
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