インデックスファンドの魅力は、とにかくコストの低さ
次に、リストの上位のものをチェックします。
それぞれのファンド名をタップして見ていきましょう。インデックスファンドはなんといってもコストの低さが魅力ですから、投信を比較する際にも注目すべきはコストです。
「信託報酬率(税込)」の欄を確認するとリスト上位は、〈eMAXIS Slim国内株式(日経平均)〉、〈ニッセイTOPIXインデックスファンド〉〈iFree日経225インデックス〉〈iFree TOPIXインデックス〉〈ニッセイ日経平均インデックスファンド〉〈eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)〉の6本です。
これらのコストは、いずれも0・15%で最も低いことが分かります(上図)。あなたのポートフォリオに組み入れる候補になりうるのは、この6本です。
モーニングスター株式会社 代表取締役社長
1966年生まれ。1989年慶應義塾大学文学部卒。銀行、証券会社にて資産運用助言業務に従事した後、95年米国イリノイ大学経営学修士号取得(MBA)。同年、ソフトバンク株式会社財務部にて資金調達・資金運用全般、子会社の設立、および上場準備を担当。98年モーニングスター株式会社設立に参画し、2004年より現職。第三者投信評価機関の代表として、常に中立的・客観的な投資情報の提供を行い、個人投資家の的確な資産形成に努める。
主な著書に、『「つみたてNISA」はこの7本を買いなさい』『一生モノのファイナンス入門』(以上、ダイヤモンド社)、『「iDeCo」で自分年金をつくる』(祥伝社新書)、『お金の未来年表』(SB新書)など多数。