米大統領選挙に向け今月開かれる共和、民主各党の全国党大会を前に、ドナルド・トランプ大統領は再選可能性を高める水準の支持率を獲得するのに苦労する一方、ジョー・バイデン前副大統領は消極的な支持しか得られておらず、実際の投票につなげられるかが課題となりそうだ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCニュースが共同で実施した最新の世論調査で分かった。11月の大統領選まで3カ月を切る中、現時点で選挙が行われれば誰に投票するかとの質問で、全国の登録有権者の50%がバイデン氏と答え、41%がトランプ氏と答えた。これはバイデン氏が11ポイント分リードしていた1カ月前と事実上同じ状況だ。バイデン氏は今年に入ってから大半の期間、ほぼ同様のリードを維持している。
バイデン氏リード維持、50%対41% WSJ調査
トランプ氏苦戦、党大会直前の支持率
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