ご夫婦は、保険相談窓口で「毎月の保険料の安さを最優先し、保障は最低にしましょう」という提案をされたとき、なんの疑問も持たず、ほぼ納得して契約に至ったそうです。情報を収集し、諸々理解して挑んだはずだったのに、結局は自分や家族にどの程度の保障が必要なのか、というところは理解できていなかったのです。「保険の専門家に任せれば大丈夫」と安易に考えてしまったのでしょう。

 お金に関する情報を得て、自分たちの家計をより良くし、将来に向けてお金を備えられるようになる。お金が必要なとき、支払うべきときをきちんと見極められるようになる。これらはとても大切なことです。そのためには、うわべだけを整えるのではなく、情報を自分のこととして捉え、自分自身や家族にとってどうすべきなのかを考えた上で実践することが大切です。

 情報がありすぎてどうすればよいか迷う、専門用語が多くて理解できないというときはファイナンシャルプランナーのようなお金の専門家から第三者としての意見をもらったり、分からないことを教えてもらったりすることも可能です。その上で、自分はどうしたいのか、何ができるのかを考えて、貯蓄や家計改善に向けて少しずつ行動をしていきましょう。

(家計再生コンサルタント 横山光昭)