まずは感謝の言葉を述べ、次に「行けない」「できない」という結論を伝えて断り、最後にもう一度感謝の言葉を入れます。私はこれを「基本の3Kスタイル」と呼んでいます。

 うまく断れるかどうか不安に感じたら、まずはこの「基本の3K」を思い出してください。この3Kだけで乗り切れるケースは決して少なくないのです。

感謝に敬意を加えると
より印象がよくなる?

 この基本の「3Kスタイル」の「感謝」に「敬意」を加えると、より印象はよくなります。これは「3Kスタイル」の応用編といっていいでしょう。たとえば次のように冒頭に敬意を入れるのです。

「お仕事のご依頼ありがとうございます。(感謝)
フェイスブックでご活躍拝見しており、この度お仕事のご依頼いただけたこと、大変うれしく思います。(敬意)」

 敬意とは、文字通り「敬う気持ち」ですが、むずかしく考える必要はありません。尊敬しているからこそ「いつも活躍を拝見している」「依頼をいただけてうれしく思う」のです。

 このように感謝に続いて、敬意を表すことでより相手のもつ印象はよくなります。

 感謝の次は結論を伝えます。

「できません」「行けません」「ご期待に沿えません」「ご要望にお応えできません」など、「お断りする」という旨を明確に伝えます。

 ただし唐突にお断りの言葉を述べるのは、相手にはキツく響き、また失礼になる場合もあります。そこで断りの印象を和らげる「クッション言葉」を入れていきます。

 クッション言葉というのは次のようなものです。

【クッション言葉の例】
「恐れ入りますが」
「申し訳ございませんが」
「失礼ですが」
「あいにくですが」
「差し支えなければ」
「お手数をおかけしますが」
「できましたら」
「申し上げにくいのですが」
「もし、よろしければ」

 クッション言葉を添えて断ると、次のようになります。