米共和党の全国大会が閉幕したことで、今後は米大統領選がいよいよ本格化する。だが、新型コロナウイルスの流行により、過去に比べてかなり静かなものになりそうだ。共和・民主両党はここ2週間に行った全国大会で、今回の選挙戦の争点について、極めて異なる考えを打ち出した。トランプ氏は4日間の大会期間中、自身が選挙公約を果たしたと誇示し、民主党政権下では暗黒の時代が訪れると訴えた。27日夜にホワイトハウスのサウスローン(南庭)から行った指名受諾演説では、ジョー・バイデン前副大統領について「民主党首長の都市を崩壊に追い込んでおきながら、自らは現場の惨状からはるか遠くに身を寄せるようなリベラル派偽善者のいいなりだ」と切り捨てた。
米大統領選が本格化、異例のコロナ禍どう影響?
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