安倍晋三首相が辞任を決めたことで、次の首相を決める自民党総裁選に向けた動きが活発になっている。20歳ながらも多くの政治家に取材経験を持つ個性派美人タレントの井上咲楽さんに、ポスト安倍を巡る争いをどう見るか話を聞いた。(聞き手・構成/ダイヤモンド編集部 松本裕樹)

安倍政権が
長く続いた理由

井上咲楽
井上咲楽(いのうえ・さくら)/1999年10月2日生まれ、20歳。栃木県出身。テレビ東京系「おはスタ」、TOKYO MX「バラいろダンディ」などでレギュラー出演、「月刊エンタメ」(徳間書店)で国会議員対談連載など。 写真提供:ホリプロ

 私が政治に興味を持ったのは数年前、スマホいじりながらテレビを見ていたとき、「ヌカガハの分裂」という言葉が耳に入ってきて、「ヌカガハが分裂するって何だろう?ミジンコの細胞分裂みたいなことかな」と思って調べたのがきっかけです。

 調べてみたら、青木幹雄さん(元参院議員会長)など、いろいろなキャラクターの政治家のオジサンたちがパワーゲームみたいなことをやっていました。政治や社会に疑問を持ったというより、政治家とそれを取り巻く人々の動きが面白いと思ったのが、政治にはまった一番の理由です。

 8月28日の安倍首相の辞任会見はリアルタイムで見ました。会見での安倍首相は疲れ切っていて、なんだかすごく小さく見えました。

 私が物心ついてから、首相が変わるのは初めてのこと。ポスト安倍が誰になるのかは、政治に興味を持ってからずっと関心事でした。

 多くの政治家の中で安倍さんのキャラって、あまり濃くはないですが、それでも7年8カ月も政権が続いたというのは、安倍さんを支える周囲の力があったからこそ。そういう意味では、すごい政治家なのだと思います。