「埼玉ブロンコス」から「さいたまブロンコス」へ。チーム名とともに、選手の役割もチーム運営のスタイルもかつてない新しい形に変化を遂げた。ポストコロナの世の中で、新しい生活様式へのシフトが進む中、池田純氏が追求するスポーツ界のニューノーマルとは。
新生ブロンコスの船出
来季の契約選手発表
6月2日に今季の契約選手について、最初の発表をしました。ポイントガードの吉川治耀とモーガン・ヒカル・エイケン、シューティングガードの山口力也と田中良拓、以上の4人です。全選手と何度も面談した結果、今季最初の仲間として一緒にサバイブしていける! そう確信したメンバーとしてこの4人を選びました。
彼らはプロですが、選手専業ではありません。アパレルブランドを立ち上げた経験のあるモーガンには、選手の他にアシスタントデザイナーとしてTシャツのデザインなどを担当してもらいます。さらに彼は、175センチ程度の身長にもかかわらずダンクシュートができ、インスタグラムで4万人のフォロワーがいます。試合前にはダンクシュートを観客に見せて、チームのSNSの担当もしてもらいます。つまり、選手兼ダンク担当兼SNS担当兼デザイナーの四足のわらじを履いてもらうことになります。