余白は「2文字分」空ける

 余白は重要ですが、どれくらい空けたらいいか。ここが悩ましいですよね。

 最低でも、文字の大きさの1文字分は空けましょう。ただし、これは矢印や記号を入れなくてもよいシンプルな内容のときに限ります。

 できれば平均1.5文字分は空けたいところです。推奨は2文字分。かなり空けるイメージです。次の画像を見てください。

“Uber Eatsのしくみ”を「1枚の図」にしてみた!

 こうすると、矢印の補足を言葉で入れることができます。例文で実践してみましょう。

新しい道路の工事費は国と自治体が負担、2:1の割合で、国が2、自治体が1の負担となる

 どんな図になるでしょうか。まずキーワードを書き出します。次の画像を見てください。

“Uber Eatsのしくみ”を「1枚の図」にしてみた!

 結構余白を空けています。寂しい感じがするかもしれませんが、実はこれくらい空けないと、囲みや矢印がうまく入りません。囲みや矢印を加えます。次の画像を見てください。

“Uber Eatsのしくみ”を「1枚の図」にしてみた!

 きれいに図解できましたね。後からわかりやすく構造化するために、常に2文字分の余白を意識して書き進めましょう。

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