「自分の考えや打ち合わせ内容をその場で図解する。このテクニックがあれば、会議、ブレスト、プレゼンが劇的に変わる。考える力と伝える力が見違えるようにアップする」
こう語るのは、アートディレクター日高由美子氏。「フレームワーク」や「キレイな絵」を一切排除し、瞬間的なアウトプット力の向上を徹底的に追求するワークショップ、「地獄のお絵描き道場」を10年以上続けています。複雑なことをシンプルに、難しい内容をわかりやすく。絵心ゼロの人であっても、「その場で」「なんでも」図解する力が身につくと評判になり、募集をかけてもすぐキャンセル待ちに。
本連載は、日高氏の処女作『なんでも図解』のエッセンスを抜粋し、「絵心ゼロの人であっても、伝わる図を瞬時に書くためのテクニック」を伝えるものです。

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問題です。次の文章を「図」にしてください

 今日は「文章を図にする」トレーニングを積みましょう。次の文章を図解してください。

Facebookのユーザー離れが顕著で、国内月間アクティヴユーザー数は2800万人から2600万人に減少した

 まずキーワードを抜き出します。次の画像を見てください。

 キーワードが書けたら、次は囲んで矢印を加えましょう。次の画像を見てください。

 強調したい部分にアンダーラインを引き、人アイコンでわかりやすくしましょう。そして、「2600万人」の囲みを二重にして強調します。これで完成です。次の画像を見てください。

やってしまいがちな失敗例

 次の画像を見てください。

 これは「全部大事な気がして」要素をすべて囲んでしまった例です。これでは、大事なことがわからなくなってしまいます。

 囲みすぎはNGです。

「最優先事項は囲む」、「囲むとしても並列ではないものは違う形にする」を心がけましょう。すべてを同じように囲んで表すことは、何も囲んでないことと等しいのです。

 また、ポイントをつけたければ下線で強調するのも効果的です。

 なんでもかんでも囲まずに、「囲まない」という選択肢も頭に入れておきましょう。