人気動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の親会社、中国の北京字節跳動科技()は17日、米政府が審査しているTikTokと米オラクルの提携案について、中国政府の承認も必要になるとの認識を示した。提携案をドナルド・トランプ米大統領が承認したとしても、先行きにはさらなる難航も予想される。バイトダンスの広報担当者は、提携案を巡り同社は中国と米国で規制当局による通常の承認プロセスを経ることになると述べた。中国政府は8月28日、人工知能(AI)技術を含む輸出の管理規制を改定しており、バイトダンスの成功の秘訣(ひけつ)ともされるアルゴリズムが問題となる可能性もある。