ルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事の死去に伴う後任人事を巡り、ミット・ロムニー上院議員(共和、ユタ州)は22日、大統領選挙前の承認手続き実施を支持する考えを示した。米共和党は上院(定数100議席)の53議席を占めており、民主党が全員反対に回った場合、4人の造反者が出れば承認に必要な賛成票が確保できない。これまで党内からはスーザン・コリンズ(共和、メーン州)、リサ・マコウスキー(アラスカ州)両上院議員が、承認手続きを進めることに反対する考えを示している。トランプ氏はまだ候補者を明らかにしていないが、共和党内では承認への機運が高まっており、問題は大統領選の年に上院共和党が承認に踏み切るかどうかではなく、承認の時期へとシフトしているもようだ。
米最高裁人事、ロムニー氏が大統領選前の承認支持
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