クレジットカードの16ケタの番号は
セキュリティ目的ではなかった!?

 キャッシュレス決済がコンビニやスーパーでも日常化し、対面レジでのカードをやり取りする機会が増えました。一方で、Webサイト上でのクレジットカードによる決済では、16ケタのカード番号の入力や登録の「手間」が求められます。

 Webサイトにカードの番号を入力するのは、不安に思う人もいるのではないでしょうか。16ケタも入力するのは間違いが多くて面倒くさいという人もいると思います。なぜ、16ケタの番号を求められるのでしょうか。

「トラブルが起きないようにセキュリティがかけられている。その厳重さがケタ数の多さだ」。そう考えている人は多いようです。しかし、Webサイトでの通信販売の決済時にはカード裏面にある3ケタの「セキュリティ番号」を求められます。裏面の3ケタがセキュリティ目的の番号なら、表面の16ケタの数字は何のためにあるのか不思議になりませんか?

 実は、Webサイトで16ケタの数字の入力を求めるのは「入力画面の前にいる人物が、そのカードを手にしている人かどうか」の確認のためなのです。もちろん、「PCやスマートフォンがあなたを監視している」わけではありません。その確認はとても単純な仕組みによって行われています。

 16ケタの番号には、それ自体に機能が隠されています。「チェックサム」と呼ばれるもので、決められた番号配列のルールと異なる数字を入力すると「検出不能=入力間違い」としてエラーになる仕組みです。