「議員とのやりとりがメールではなく
いまだにFAX」と回答した国家公務員の割合

「議員とのやりとりがメールではなくいまだにFAX」と回答した国家公務員の割合出所:ワーク・ライフバランス「コロナ禍における政府・省庁の働き方に関する実態調査」(2020年8月3日。調査対象は国家公務員、20年3~5月の働き方についてアンケート)

 今回のコロナ禍で「新しい日常」への速やかな移行が要請される中、オンライン会議や在宅テレワークも「普通のもの」になりつつある。新型コロナ対策や東京オリンピック・パラリンピック、変化する国際情勢への対応など、難しい国政のかじ取りも「新しい日常」の中で迅速に進めてほしいものだ。

 しかし、国家公務員への調査では「議員とのやりとりがいまだにFAX」という回答が86.1%も占め、パソコンで打ち込んだ文書を送信側が出力してFAXし、受信側が再度システムへ入力するなどの慣習が続いているという。