ヴァージングループを率いるリチャード・ブランソン氏が設立した小型人工衛星打ち上げ会社ヴァージン・オービットは、資金調達ラウンドで最大2億ドル(約106億円)の調達を目指している。実現すれば同社の価値は約10億ドルと評価されることになる。関係筋が明らかにした。ヴァージングループも民間宇宙業界も新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で大きな痛手を受けているさなかの資金調達となる。ヴァージン・オービットは8月、将来の金融取引を見据えてライオンツリー・アドバイザーズおよびペレラ・ワインバーグ・パートナーズと契約した。計画に詳しい関係者によると、両社は現在、年内にも1億5000万~2億ドルの調達を支援する役割を担っている。調達資金は設備投資や衛星打ち上げに充てるという。
ヴァージン・オービット、資金調達で10億ドル評価も
有料会員限定
あなたにおすすめ