ファストフード4社/マクドナルド、ケンタッキー快調!丸亀製麺は苦戦【9月度・業界天気図】Photo:DIAMOND

コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次の業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移から、6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、9月度のファストフード編だ。

ファストフード4社/マクドナルド、ケンタッキー快調!丸亀製麺は苦戦

 ファストフードの主要4社が発表した9月度の業績データ(既存店売上高)によると、以下のような結果となった。

 9月度の丸亀製麺(トリドールホールディングス〈HD〉)の既存店売上高は、13.5%減(対前年同月比、以下同)と、大幅に落ち込んでいる。

 一方で、マクドナルド(日本マクドナルド)は、同6.3%増、ケンタッキー(日本KFCHD)は同4.8%増と好調だった。モスバーガー(モスフードサービス)も、同0.3%増と堅調だ。

 それでは、月次の業績データにおける直近3カ月の平均値を基にした最新の業界天気図とともに、月次の推移をデータで振り返り、コロナ禍からの回復状況を見ていこう。