米大統領選ではドナルド・トランプ陣営もジョー・バイデン陣営も支持者の結束と票の取り込みを狙ったアプリを開発した。だがウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の分析によると、双方のアプリはユーザーやその友人に関するデータも収集している。  送られたメッセージやアプリの機能などをWSJが比較したところによると、ダウンロードした人たちだけでなく、その友人や知人に関する情報も収集している。アプリ機能の大半はユーザーの同意を前提に行われているが、両アプリともユーザーの友人・知人に知らせることなく両陣営がデータを取得できる仕組みになっている。