ドナルド・トランプ米大統領が前回の大統領選と同程度の支持をヒスパニック系有権者から集める見込みであることが、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)、NBCニュース、テレムンドによる最新の世論調査で明らかになった。大統領選に向け、ヒスパニック系有権者の62%は民主党候補のジョー・バイデン氏、29%はトランプ氏を支持。9月に実施された前回調査ではバイデン氏が62%、トランプ氏が26%で、トランプ氏の支持率の上昇は誤算の範囲内にとどまっている。2016年の大統領選では、出口調査によると民主党候補のヒラリー・クリントン氏がヒスパニック票の66%を獲得し、トランプ氏は28%だった。世論調査によれば、ヒスパニック系有権者の49%はトランプ氏の経済政策を評価し、39%が評価しないと答えた。一方、トランプ氏の新型コロナウイルス対策を評価したのは28%にとどまり、3分の2に近い64%は評価しないとした。