米大統領選を翌日に控えた2日、ドナルド・トランプ大統領と民主党のジョー・バイデン前副大統領は、将来について全く異なる展望を掲げ、有権者に最後の訴えを続けた。バイデン氏はペンシルベニア、オハイオ両州に注力する一方、トランプ氏はノースカロライナ、ペンシルベニア、ウィスコンシン、ミシガンの各州を相次ぎ訪問し、激戦州における支持拡大を目指した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)とNBCが1日公表した最新の世論調査によると、バイデン氏は全国調査で10ポイント、激戦州の12州でも5ポイントのリードを維持している。これまで期日前投票や郵便投票を通じて、すでに1億人近くが投票を済ませている。