米フェイスブックは30日、顧客サービスプラットフォームとチャットボットを手掛ける米新興カスタマー(Kustomer)を買収すると明らかにした。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は先に買収協議が合意に近づいていると報じていた。カスタマーは2015年創業の非公開企業で、買収条件は非公表。事情に詳しい関係者によると、今回の買収条件に基づくカスタマーの評価額は10億ドル(約1040億円)余り。調査会社ピッチブックによると、約1年前に実施した資金調達ラウンドにおける評価額は7億1000万ドルだった。カスタマーはすでにフェイスブックと協業関係にある。10月には、フェイスブック傘下の画像共有アプリ「インスタグラム」のメッセージ機能との統合に着手したと明らかにしていた。
フェイスブック、顧客サービスの米新興企業買収 評価額10億ドル
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