ジョー・バイデン次期米大統領は8日、政権の新型コロナウイルス対応を支える公衆衛生政策のチームを正式に発表した。また、就任から100日間でウイルス感染を収束させるとの目標も明らかにした。ただ、一部の候補については議員から疑問の声も上がっている。バイデン氏はテレビ番組で、カリフォルニア州のハビエル・ベセラ司法長官を厚生長官に指名し、オバマケア(医療保険制度改革法)を擁護していく姿勢を示した。また政権移行チームの共同トップを務めたジェフリー・ジエンツ氏が指揮する新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のタスクフォースも発表。オバマ前政権で医務総監を務めたビベック・マーシー氏を再び同ポストで起用する。