Photo:PIXTA

コロナ禍から企業が復活するのは一体、いつになるのだろうか。上場100社超、30業界を上回る月次業績データをつぶさに見ると、企業の再起力において明暗がはっきりと分かれている。前年同期と比べた月次業績データの推移を基に、「嵐」から「快晴」まで6つの天気図で各社がいま置かれた状況を明らかにする連載「コロナで明暗!【月次版】業界天気図」。今回は、11月度のアパレル編だ。

しまむら好調の裏には
コロナ禍特有の「ブーム」がある?

 アパレルの主要4社が発表した11月度の月次業績データ(既存店売上高、国内小売事業、ビジネスウェア事業既存店売上高など)は、以下の結果となった。

 11月度のワールドの国内小売事業は、前年同月比76.0%(24.0%減)、洋服の青山(青山商事)のビジネスウェア事業_既存店は、前年同月比93.5%(6.5%減)だった。2社とも苦境が続いている。

 一方で、ユニクロ(ファーストリテイリング)の業績は堅調だ。11月度の国内既存店は、同100.5%(0.5%増)という結果だった。

 4社の中でも、断トツの業績を残したのはしまむらだ。11月度の既存店売上高は、前年同月比111.3%(11.3%増)。完全に「独走」状態だ。

 詳細は後述するが、実はしまむらの好調の背景には、コロナ禍で特有のとある「ブーム」がある。そのブームとは?