「心が痛んでいる時、それはもう、風邪と同じです。休みましょう」
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話題のWEB漫画家・やしろあずき氏が
真面目すぎて自分を消費しているすべての人に贈る1冊
『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』より特別に一部公開します。

一瞬で“できる人”になる!掟破りの「残業ルール」とは?

定時退社で「働いてない感」がでるの
おかしくないですか?

 まあ、こういう漫画ばっか描いてますが、僕は残業をすべて撤廃しろ! という強硬派ではないんですよね。僕自身は残業クソ嫌いですけど。クモの次に嫌い。

 クリエイティブ産業で残業ゼロはどうしても不可能だし、マジでモノづくりに熱中して好きでやってる人達を強制的に帰らせたりしたら、それこそ良いモノが生まれなくなってしまうので。

 僕が理想とするのは、残って仕事をやりたい人はガンガン残り、帰りたい人は何も気にせず帰れる社会です。

 今はどうしても残っている人の方が偉く、早く帰りたい人が引け目を感じてしまう会社の方が多い気がします。どんなに会社に残ってても平気で、最高に仕事が大好きな人は普通に存在するし、1秒でも早く会社を抜け出してプライベートを満喫したい人も存在します。

 だったらもう会社に残っていたい人は好きなだけ残ってて良いと思うんですよね。それで、早く帰りたい人も申し訳なさもなくさっさと帰ればいい

 なので今みたくとにかく残業禁止禁止で全社員をさっさと帰らせよう! って流れはちょっと違うと思うんです。

 残りたい人は残れて残業代ももらえてラッキーだし、帰りたい人は家に帰れて好きな事ができて最高。ほら、お互い幸せ。世界が平和。

 ただし、みなし残業、テメーはダメだ。

 まあそんな単純じゃない事はわかってますが、誰もが自分に合ったペースで無理せず働ける、過労死なんてものがなくなる社会になるといいなぁと思います。

働きたい人は働く! 帰りたい人は帰る! それでいい!

(本原稿は『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』<やしろあずき著>の抜粋です)