「心が痛んでいる時、それはもう、風邪と同じです。休みましょう」
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話題のWEB漫画家・やしろあずき氏が
“真面目すぎて自分を消費しているすべての人に贈る1冊”
『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』より特別に一部公開します。
圧倒的「自分ファースト」でいい
仕事、したくないですよね。ずっと寝ていたいし、ゲームしていたいし、寝ていたいし、ゲームして寝てゲームして寝ていたいですよね。わかります。
今の世の中、もう少し「自分ファースト」で考えてもいいんじゃないかなと僕は思っています。
どういうことかと言うと、何に対しても真面目に真面目に考えて他人を優先して動いてその結果、自分を壊してしまうのであれば、時には不真面目にサボってガス抜きをすることも必要だなと。
サラリーマンで言うとちょっとトイレで仮眠したりとか、外回りで少しカフェに寄ったりとか、そういうので良いと思うのです。
本当に真面目な人って、マジで仕事中に全くサボらないんですよね。サボるどころか、お昼休憩も仕事してたり、毎朝誰よりも早く会社に来て誰よりも遅く退社したり…。
もちろん、それが悪いことだと言っているわけではないです。それが本当にその人のやりたいことなのであれば。ただ、そういった働き方をしていると、必ずいつかどこかで綻びが生じてしまうと思うんです。少しのミスをとても気に病んでしまって、会社に来ることができなくなったり、自分がやっているからと周りにも同じことを要求してしまい、社内での関係性を悪化させてしまったりと、様々な形で無理をした反動が出てしまいます。
そんなことになってしまう前に、ぜひ真面目に「不真面目」について考えてみてはいかがでしょうか。
僕なんかで言うと、10分だけ息抜きでゲームするつもりが気づけば3時間経っていたり、5分だけ仮眠をとろうとしたら7時間のバッチバチの本睡眠をとっていたりしていますが、ここは真似しないでください。
また、締め切りを完全に過ぎているにもかかわらず、原稿そっちのけでサバゲに行ったりゲーセンに行きまくったりもしていますが、本当に真似しないでください。編集さん、本当にすみませんでした。
「何事も100%」は自分を壊しかねません。
疲れたなぁと思ったら、「あえて0%」の瞬間を作ってみませんか?
(本原稿は『人生から「逃げる」コマンドを封印している人へ』<やしろあずき著>の抜粋です)