米当局者は自国の投資家による投資を禁じる銘柄に中国の電子商取引最大手アリババグループとインターネットサービス大手テンセントホールディングスの追加を検討している。複数の関係者が明らかにした。  米国務省と国防総省の当局者は、中国人民解放軍や保安当局とのつながりを理由に自国民による投資を禁じる企業のブラックリストの拡大を協議している。米政府は11月に公表した最初のブラックリストに31社を掲載した。  これら関係者によると、両省は財務省と、アリババとテンセントへの投資を禁じた場合に資本市場に幅広い影響があるかを巡り話し合っている。